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アレルギー性鼻炎について

くしゃみというのは、鼻から吸った物を身体が有害であると判断した時に出るものです。
くしゃみによって体内にとって有害な物を体外に排出し、鼻水を出すことにより鼻の中を洗い流し、鼻づまりによって有害な物が身体の奥にしんにゅうすることを防いでいるのです。

すなわち身体が無意識に行っている防御反応なのです。
この防御反応が過剰になってしまい、本来であれば身体を守るべく行われているくしゃみ、鼻水、鼻づまりと言った症状が、逆に日常生活に支障をきたしてしまうのが、アレルギー性鼻炎となります。

アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎とは、空気中に存在するアレルギーの原因である物質(アレルゲン)が鼻から吸い込まれ、鼻の粘膜から身体の内部に入り込むことによって引き起こされる、アレルギー反応が原因の病気です。

アレルギー性鼻炎には、季節に関係なく年間通じて症状が起こる「通年性アレルギー性鼻炎」と、ある一定の時期や季節にのみ発症する「季節性アレルギー性鼻炎」の2種類にわけられます。

この季節性アレルギー性鼻炎がいわゆる「花粉症」と呼ばれる症状になります。

近年このアレルギー性鼻炎の患者はどんどんと増えている傾向にあり、ある調査結果では、日本人の5人に2人がアレルギー性鼻炎を抱えているともいわれ、今や国民病となっています。

季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)と通年性アレルギー性鼻炎を分けてみてみると、季節性アレルギー性鼻炎の方が若干多く、約3割の人が該当し、通年性アレルギー性鼻炎は約2割の人が症状を訴えているとみられています。


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