アレルギー性結膜炎とは


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アレルギー性結膜炎について

現在、日本における花粉症患者は全国民の15〜20%にも及ぶと言われており、その数は2000万人を超えるとされています。
すなわち、日本国民の6人に1人が花粉症ということになります。

アレルギーが引き起こす目の症状の仕組みと治療方法をしっかりと理解して、快適な生活を目指してください。

アレルギー性結膜炎とは

アレルギー性結膜炎とは、アレルギーが原因で目に様々な異常を引き起こす疾患の総称です。
症状が起こる部位によって、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などさまざまですが、基本的な症状のメカニズムは共通しています。

なかでも目は非常にアレルギー症状の出やすい部位とされています。その理由としては、目は直接外の世界に接しているため、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が付着しやすい、結膜には免疫細胞がたくさんあり、血管も多いため、アレルギンが流れ込んできやすい、といった理由が考えられます。

花粉、ダニ、動物の毛、ハウスダストなど様々なアレルギーの原因となる異物が、目の結膜という粘膜に付着し、炎症(結膜炎)を引き起こします。

人間の体には有害なものを排除するための免疫という機能があります。
本来であればもともと有害ではないはずのものに対して、この免疫機能が過剰な反応を起こしてしまい、目に炎症かゆみ充血などを引き起こす疾患がアレルギー性結膜炎です。


次のページで、アレルギー性結膜炎の症状について解説いたします。もっと見る