VDT症候群の症状とは
VDT症候群の主な症状としては、目の痛みやドライアイなどの目から始まり、肩や首、背中の凝りや痛みと言った身体的な症状に発展し、更にはストレスからくる睡眠不足や思考の低下といった精神的な不調があらわれてきます。
具体的には大きく分けて次の3つがあげられます。
1.目の症状
- モノがかすんで見える、見えにくい、二重に見える
- 目が重い
- 目が痛い
- 目が疲れる
- まぶしい
- 目が乾く(ドライアイ)
- 涙が頻繁に出る
- 目が赤い(充血)
VDT症候群でもっともよく見られる症状が目の不快感、違和感、ドライアイ、眼精疲労といった症状です。
1日の連続した作業時間が長いほど、目に関する症状が強くあらわれます。
目を酷使してしまうと視力の低下にも繋がる場合があります。
2.体の症状
- 肩こり
- 首の痛み
- 肩の痛み
- 背中の痛み
- 手指のしびれ
- 頭痛
- 胃炎
- 嘔吐
身体的な症状としては、肩から始まり、首や背中などに痛みや凝りが生じ、それに伴い頭痛やひたいの圧迫感だけでなく、めまいや吐き気まで引き起こす場合もあります。
3.精神的な症状
- イライラする
- 疲れやすい
- だるい
- 気分が落ち込む
- 集中力の低下
- 眠れない
- 食欲不振
VDT症候群の症状は目や身体だけではなく、精神面にあらわれる場合もあります。
イライラやうつ状態などの症状から睡眠障害や食欲不振といった症状もみられることがあります。