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妊娠糖尿病の原因について

妊娠すると、胎盤から出るホルモンでて血糖値を下げるインスリンというホルモンが効きにくくなってしまいます。

インスリンの働きが抑制されてしまうことで、常に母体の血糖値が高い状態となり妊娠糖尿病が発症してしまいます。

一般的に妊娠糖尿病は、妊娠後、胎盤からのホルモンの影響がなくなると症状が消失していクと言われています。

妊娠糖尿病の7つの要因

  1. 生活習慣の乱れ
    カロリーの高い食事が続いたり、栄養のバランスが悪かったり、運動不足などの後天的なインスリン分泌異常によって妊娠糖尿病になります。
  2. 妊娠前からの肥満
    もともと肥満体質だった方は、妊娠糖尿病を発症する可能性が高いです。
  3. 妊娠後に体重が急増した
    胎児と羊水の重さを含めて、7kg~10kg程度は体重が増えると言われていますが、それ以上体重が急増すると妊娠糖尿病になりやすいです。
  4. 妊娠高血圧症候群である
    妊娠を期に高血圧状態が続いてしまう妊娠高血圧症候群の場合、合併症として糖尿病を発症すると言われています。
  5. 糖尿病の家系
    糖尿病の遺伝的要因を持っていると、インスリンの働きが生まれつき弱いので、妊娠糖尿病になりやすいです。
  6. 高齢出産
    35歳以上で初産の高齢出産だとホルモンの働きが乱れやすいので妊娠糖尿病になる率が高くなります。
  7. 巨大児を出産経験
    出生時体重が4000g以上の巨大児が産まれる理由は、母体が高血糖状態なため、胎児に送られる糖質が多いのが原因なので、妊娠糖尿病になりやすいです。

次のページで、妊娠糖尿病の予防について詳しく解説いたします。もっと見る

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