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白目の細胞が異常繁殖する翼状片
紫外線が原因となる眼病としては「白内障」が知られていますが、ほかにも「翼状片」という病気があります。
これは、紫外線にさらされた白目の細胞が増殖して広がり、ついには黒目に覆いかぶさってしまう病気です。
横から目に入った紫外線が、目のレンズを通って一点に集中することが原因と考えられています。
翼状片は悪性の病気ではありませんが、進行すると視力低下の恐れがあります。
翼状片の症状
- 黒目の中に白い膜が三角形にある
- 目が充血しやすい
- 目がころころする
よく似た病気に瞼裂班(けんれつはん)があります。
朝と夕方は横から光が目に入るので特に注意
私たちは、紫外線対策というと、対応が真上から照りつける時間帯を期にしがちですが、上からの紫外線は、まつげや眉毛である程度防ぐことができます。
問題は太陽の高さが低くなった麻や夕方に、横から目に入ってくる紫外線です。
まつげのように遮るものがないため、目に入りやすいのです。
朝や夕方に外で作業をすることが多い方は、帽子やサングラスを着用し、しっかり紫外線対策をすることが肝心です。
また、紫外線は、大気中の埃や塵に反射して飛び散るので日陰にいるから安心ということではありません。