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狭心症は命の危険信号

世界でもトップレベルと言われる日本の心臓医療。
その目覚ましい進歩は医療関係者だけでなく、患者にも大きく関わってきます。
当サイトでは、「狭心症」の患者力を高める最新情報をお届けいたします。

心筋梗塞の一歩手前という危険な病のどう立ち向かったらいい?

心臓には3本の冠動脈があり、心臓を動かす筋肉に、血液を通して酸素や栄養を送っています。

その冠動脈が狭くなったり詰まったりすると、心臓に十分な酸素や栄養が行き届かなくなり、息苦しさや痛みを感じます
これが狭心症です。

冠状動脈はもともと2〜3mmの細い血管で、急に塞がることもあれば、段々と動脈硬化で狭くなって言う場合もあります。

狭心症がさらに進んで完全に血流が止まると心筋梗塞で、心臓の筋肉が壊死する重大な事態となります。
信号に例えると、狭心症は黄色で、心筋梗塞は赤。
ただし黄色にならずに突然な赤になることもあります。

その治療法には「カテーテル治療」と「冠動脈バイパス手術」の2つの方法があります。
どちらを選択するにしても、自分にとって本当にベストな治療法は何かをしっかりと考えるのが重要です。

実は今、日本の狭心症治療は、転換期を迎えようとしています。
術後の経緯などを調べた10年にわたるエビデンスが蓄積され、ここ2〜3年で新たな事実が次々とわかってきているそうです。

そうした新しい情報を、活用して治療法を選ぶ判断材料にしていただければと思います。


次のページで、狭心症の種類について詳しく解説いたします。もっと見る

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