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出生前診断の診断内容
出生前診断は、ダウン症などの染色体異常・無脳症などの中枢神経の形成異常、内臓や外見上の異常などの胎児の先天性異常を見つけるために行われ、非確定的検査と確定的検査があります。
非確定的検査
非確定的検査とは疾患の有無の確立を調べる検査です。
超音波診断
胎児の後頚部肥厚(NT)を計測し染色体異常の可能性を確認します。
超音波で検査するため母体や胎児にリスクはありません。
病院によっては胎児ドックや胎児超音波スクリーニング検査と呼ばれています。
実施時期 | 対象疾患 | 感度 | 費用 |
---|---|---|---|
妊娠11周目〜13週目 | ダウン症候群 エドワーズ症候群 パトー症候群 | 80%〜85% | 1〜5万円 |
母体血清マーカー検査
母体の血液から、トリプルマーカーで3つの成分、クアトロマーカーで4つの成分を検査して、その濃度から染色体の異常の可能性を見つける検査です。
血液検査のため母体や胎児にリスクはありません。
実施時期 | 対象疾患 | 感度 | 費用 |
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妊娠15周目〜18週目 | ダウン症候群 エドワーズ症候群 開放性神経管奇形 | 80%〜85% | 2〜3万円 |
トリプルマーカーで検査する成分
- アルファフェトプロテイン
- ヒト絨毛ゴナドトロピン
- エストリオール
クアトロマーカーで検査する成分
- アルファフェトプロテイン
- ヒト絨毛ゴナドトロピン
- エストリオール
- インヒビンA